人のロボットに対する態度

  • 「ロボット態度とロボットの特徴が受容に及ぼす影響の国際比較研究」 

(2013.修士論文)

(内容): ロボットに対する態度の国の違いを明らかにし、ロボットに対する態度とロボットの特徴及び受容の関係が、国によってどのように異なるか明らかにする。

(補足): 態度:経験を通じて体制化させた心理的あるいは神経生理的な準備状態。(例:「あのロボットの見た目は人間のようだ」「ロボットを扱うのは難しそうだ」)

  • 「ロボット態度を示す要因の体系化とロボット態度指標の開発」 

(2012.修士論文)

(内容): ロボットに対して示す態度を構成する次元を調査し、ロボットに対する態度を測定する尺度を提案する

(補足): 態度とは個人が関わりを持つすべての対象や状況に影響を及ぼす心的神経的な準備状態と定義する。

  • 「日本人的な感情的なふるまいが自律エージェントの信憑性に及ぼす影響」 

(2014.卒業論文)

  • 「『噛む』ロボット:言い間違いが人型ロボットの親和感に与える影響」 

(2015.卒業論文)


 人が知覚するロボットの特徴

  • 「ロボットの知覚特徴を測る指標の開発とユーザの関与との関係」 

(2012.卒業論文)

(内容): ユーザーがロボットと関与する上で重要であると知覚する家庭用ロボットの特徴の次元を調査するし、家庭用ロボットの特徴を測定する尺度を提案する。

(補足): この研究は、どのような人にどのような特徴を持ったロボットが合うのかということを考える助けになる。


 システムの提案

  • 「くすぐってもよい状態を検出しくすぐりを利用して笑顔を誘発するシステムの提案」 

(2013.卒業論文)

(内容): くすぐってもよい状態を検出し、くすぐりを利用して日常生活の中で自然と人を笑顔にさせること、またそれによって良い感情を誘発させることができるシステムを提案する。

  • 「複数の音が存在する環境において情報の優先順位を考慮した聴覚情報アクセスのためのネットワークシステムの提案」 

(2010.卒業論文)

(内容): 複数の音が混在する環境における聴覚情報アクセスネットワーク環境の提案し検証する。

(補足): 個別に聞きたいと思う音を選択して聴く。突発的に現れる重要な情報を取り逃さない。


 おもてなし

  • 「おもてなしを構成する要因の体系化とチェックリストの開発」 

(2010.修士論文)

(内容): おもてなしの概念を定義し,その要因を明らかにする。明らかにした要因に基づいた製品・サービスのおもてなし度合いを評価する評価ツールを開発し、検証をおこなう。


ワオ・エクスペリエンス

  • 「ワオ・エクスペリエンスを与えるサービスの要因の特定と評価ツールの開発」 

(2014.卒業論文)


高齢者の技術受容・習得

  • 「社会的要因を含めた高齢者の技術受容モデル」 

(2010.修士論文)

(内容): 高齢者の技術受容を決定づける社会的要因を含めた包括的なモデルの提案する。

(補足): 社会的要因とは友人や家族などに間接的に影響されて技術受容を引き起こす要因のこと。

  • 「学習スタイルと訓練方法が高齢者の技術習得に及ぼす影響」 

(2015.修士論文)


感情労働

  • 「感情労働の程度と従業員への影響を決定する要因の研究」 

(2008.修士論文)

(内容): 感情労働の程度や燃え尽き・コーピングの方法を決定する要因を明らかにする。

(補足):感情労働:仕事上適切な感情を振舞うために内面の感情を管理すること。


 個人の特性と製品知覚価値

  • 「製品の知覚価値の体系化とサイコグラフィック要因が製品の価値の知覚に与える影響」 

(2011.修士論文)

(内容): 製品価値を体系化し、値観と、製品への態度及び製品の知覚価値との関係を調べる。


 印象と感情の関係性

  • 「製品におけるユーザの印象と感情の関連分析」 

(2009.卒業論文)

(内容): 製品における印象と人間が抱いた感情の関係性を明らかにする。

(補足): 印象とは、人がある事象にたいしてする評価のこと。


ネガティブな感情と製品・サービス

  • 「ネガティブな感情を活用した製品・サービスの構造の分析方法の提案と構造と個人差の関係の分析」 

(2012.卒業論文)

(内容): ネガティブな感情をうまく活用している製品・サービスの構造を分析する視点を 提示し、実際に分析し、製品・サービスの構造の違いと個人差による好みの違いの関係性があるかどうかを検証する。

(補足): これにより、製品設計や個人差によるグループごとの好き嫌いを説明する手がかりとなる。

 

  • 「ネガティブな感情を活用した製品・サービスによる感情経験がよい評価を与える条件」 

(2013.卒業論文)

(内容): ネガティブな感情を活用した製品・サービスによるユーザの感情経験を分類し、製品・サービスの評価との関係性を明らかにする。

(補足): これにより、新しい製品・サービスの設計においてユーザにどのような感情経験を与えるべきかの示唆を与える。


関与と感情の関係性

  • 「製品購買後の製品と小売店に対して抱く感情への関与の影響」 

(2011.卒業論文)

(内容): 製品購買後、製品関与の違いによって製品価値と小売店価値が製品への感情に与える影響に違いがあるかどうかを明らかにする。

(補足): 関与とは、動機づけられた状態のこと。